実際にWordPress案件で使われる言語

WordPressは、ホームページやブログなどを作成できるソフトだ。現在は世界中のウェブサイトの約33%が、このソフトで作られていると言われている。国内の状況を見ても、個人ブロガーだけではなく、企業や公共機関などもホームページ作りに活用している。
ウェブ作成案件で、WordPressを使うメリットは、専門知識が必要ないことと、無料で使えること、デザイン設定が簡単なことなどが挙げられる。

WordPressにて使われている言語は、「HTML」と「CSS」、「PHP」、「JavaScript」などである。実際に、WordPressを使う人が、これらの言語のプログラミングをすることはないが、上記の言語を理解しておくことで、深くWordPressを使いこなせるのだ。
HTMLとは、Hyper Text Markup Languageの略称で、ウェブページを作る上で最も基本的な言語である。この言語の役割は、ウェブページの構造を組み立てることだ。いろいろなタグを使いこなすことで、テキストの改行をコントロールしたり、フォントサイズを変更したりするなど、HTMLによりウェブページの骨格を作るのだ。

CSSは、HTMLと組み合わせて使われるが、ウェブページのスタイルをコントロールするのに用いられる。例えば、パソコンでページを見るときやスマホでページを見る時などデバイスに適切なスタイルになるようコントロールするのだ。
PHPは、サーバーサイドのスクリプト言語で、ウェブページを動的なものにするのに役立ってくれる。JavaScriptもウェブページを動的にするもので、ユーザーのアクションに応じた表示の切り替えや、ウェブページの中にアニメーションなどを挿入するときに使う言語である。